同後編
正直言って、今年のドラフトで注目していたのは、QBラックやRGⅢでも、RBリチャードソンでもWRブラックモンでも無かった。
攻撃の基盤となるOL、しかも、上位指名が有力視されていたOTカリルやOTマーティンではなく、比較的低く見積もられがちなOGデカストロだった。
注目していたのは、ご贔屓のPITや、妻・り~さんが応援するNYJに指名されることを期待していたからではなく、逆の意味によるもの。
つまり、「コイツが行ったチームは厄介だなぁ、何かの間違いでNEとかBALに拾われたら面倒臭いなぁ」というネガティヴな発想。
出来ればトレードアップしてでも確保して欲しいところだが、補償のリスクや他の補強ポイントの絡みを考えると、躊躇せざるを得なかったところ。
その輝く宝石が、何たる展開、PITの順位までどのチームにも触れられることなく、綺麗なままの姿で滑り込んで来た。
思いのほかDEやDTに人気が集まり、OL指名が濃厚と思われたチームが、軒並みスルーした。
この千載一遇のチャンスを、問答無用で諸手でガバシッと掴まずして、スーパーボウルリングが獲れるだろうか、(反語)。
ちなみに、ライバルに彼を獲られた側の嘆息は、mentaidawgさんの「野犬留置場」の記事でよくお分かりいただけると思う。
私も、もしバカガラスに攫われたりなんぞした日にゃ、同じ呼称で嘲ったはず。
兎とにも角にも、これでPITのOLは、次のメンツで開幕を迎えることが濃厚に。
LT 76 Adams,Mike 6-7 ,323 Age22(R) Ohio State
LG 74 Colon,Willie 6-3 ,315 Age29(7) Hofstra
C 53 Pouncey,Maurkice 6-4,304 Age22(3) Florida
RG 66 DeCastro,David 6-5 ,316 Age22(R) Stanford
RT 77 Gilbert,Marcus 6-6 ,330 Age24(2) Florida
これでもし来年のドラフトでLGを1巡指名したりなんぞした日にゃあ、20歳台前半で且つドラフト上位指名のOLが揃う、恐るべき布陣に。
向こう10年間に渡って、OLにもう一つの“スティールカーテン”が構築される夢もリアルに視界に入りる。
QBロスリスバーガーは、やりたい放題だな、こりゃ。
そこまで行かずとも、この数年間苦しみ続けたパスプロの脆弱さは、かなり払拭されるものと期待している。
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