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2012年6月8日金曜日

妻・り~さんへの『ニッケルとダイム』講座。

今回は、ニッケルバックとダイムバック、ニッケル体型とダイム体型について。

説明の順序が無茶苦茶で、小5に「結晶粒のオストワルド成長とエンブリオ」を教えてるような感じがしないでもないが、まぁ気にしない。
試合で頻出してる用語だし、憶えてて損はなかろう。

ニッケルバック(Nickelback=NB)とは、3人目のCBで、SSとFSも併せて考えると5人目の守備バック(DB)のこと。
ダイムバック(DB=Dimeback)は、同様に4人目のCBで、6人目のDBを意味する。

ダイムバックのDBとディフェンスバックのDBが被ってるが、まぁニュアンスで使い分けてくれ。

通常の守備体型では、3-4守備でも4-3守備でも、フロント7名でDBは4名。
だが、3rd-down-longなんかでパスが来る可能性が高いシチュエーションの場合、バックスの人数を増やしてパス守備を厚くする。
ラン攻撃には弱くなるが、それも加味した上でのパーソネル(※)なワケだな。
※人的配置、布陣、ポジション構成、的な意味。この場合、DLとLBとDBの人数配分。

では、何故ニッケルバック・ダイムバックと呼ぶのか?


ここで突如、Wikipediaを引用する(手抜き) 。

『ニッケルとは米国5セント硬貨のことで、このポジション名はこの"5"に由来する。
ダイムとは米国10セント硬貨のことで、2人目のニッケル(2×5)であることに由来する。』
更に続いて、
『まれに5人セットすることがあり、その場合は5人目をクォーターバック(Quarterback) と呼ぶ。
この場合のクォーターバックとは、25セント=quarterdollarに由来し、オフェンスのクォーターバック(QB) とは語源が違う。』

まず、DBの人数の「5」という数字を、銅とニッケルの合金製の5セント硬貨に掛けたことに始まってる。
時代が進んで、更にDBを増やした体型が導入され、しかし「6」セント硬貨なぞ無いし、5セントが2枚で10セントということでダイムにした。

実のところ、5セント硬貨は銅75%でニッケル25%なので、カッパーバックと呼ぶことも有り得そうだが、5セント硬貨はニッケルと呼ばれるのが定着。
まぁ、「5」という数字ですぐにニッケル硬貨が連想されるくらいに、米国では馴染みのものなんだろな。
金額的にも、日常使いに適した少額コインだし。


ちなみに、小生が幼い時代、まだアメフトに触れたばかりで勉強中の頃、手にしたアメフト解説の本には、以下のような記載があった。

『パスが警戒される状況で、1stDOWN更新を狙う5~10ydsのエリアをカバーするのがニッケルバック。
5ydsを守るから、「5」と絡めて、5セント硬貨を意味するニッケルと呼ぶ。
更に奥の10~20yds、それ以上のエリアをカバーするのがダイムバック。
5セント硬貨の次だから、10セント硬貨のダイムと呼ぶ。』

…。
今思えば、すごい出鱈目だなぁ。
よくこんだけ知ったかぶりして活字として参考書に載せられたもんだ。


まぁいずれにせよ、5セント硬貨・10セント硬貨を意味しているワケだな。
NFLのフィールド上には、至る処にカネが落ちている。
(あまり上手くないまとめ)

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