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2012年5月31日木曜日

今日は結婚記念日。

豪華ディナー…ってワケでもなく。

そうめん、薬味に茗荷・ネギ・梅干・竹輪・貝割れ大根。
冷奴にも茗荷。
高野豆腐と小松菜の煮物。
鶏胸肉と筍の味噌煮。

あとは、食後にデザートのケーキ。

幸せならそれで善し。


NFL人気チームランキング。

カウボーイズ、NFL人気チームNo.1に

全米のアンケートの結果、DALが人気No.1に躍り出たそうだ。
2位が昨年末時点でのトップだったGB、スーパーボウルチャンプのNYGと続く。

我がPITは4位。
まぁまずまずなのだが、上記3チームに負けてのこの順位と考えると腹立たしいのは何故だろう?

り~さんのNYJは19位。
全米最大都市のフランチャイズで、この数年の実績もあって、QBティーボウら話題の選手もHCライアンも居て、何故真ん中より下なのだ?
やはりNYGのリーグ制覇がデカいのか。
今年こそはスーパーに出なきゃな。

ま、その前に、同カンファレンスの我がPITに当たってしまうのだが。

妻・り~さんへの『ロスター』講座②。

前回に引き続き、ロスターについて。

ちょっとだけ、「最終ロスター」について触れとこ。
最終ロスターの「53人」てのは、中途半端な気がするっしょ。
コレの意味について、あくまでも個人的理解だけど、簡単に説明。

この人数になった正確な経緯は知らんけど。

まず、試合に出場するのは11人。
NFLはオフェンスとディフェンスで完全分業制(ごくたまに両面:リャンメンも居るけど)だけん、倍で22人。
各々にバックアップが居て44人。
んで、スペシャルチームのK(キッカー)とP(パンター)とLS(ロングスナッパー)の3人。
特殊なポジションであるQBは、先発と控えに加えもう1人。
(控えも怪我してQB不在になったりしたら、試合続行不能になり得るから)
コレで48人。

残りは5人は、テキトーーー!!
(ウソ)
大体、オフェンス2人にディフェンス3人て感じ。オフェンスラインとスキルポジション、ディフェンスラインとLBとDBで各1人で丁度5人だね。
まぁ、こんなに綺麗な配分してるチームって、あまり見たことない。
先発メンバー以外で重要なのが、スペシャルチームで如何に貢献できるか という点なので、優秀なリターナーだったりガンナーだったりはポジション度外視でロスター入りが期待できる。


そもそもが、どのポジションが何人って決まってるワケじゃない。
こんなイレギュラーパターンもある。

☆QB2人体制
例えば、去年の開幕時点でのWASはQBベックとQBグロスマンの2人体制だった。

☆KとPを1人が兼任
最近だと、2007年にATLのPケイネンがKも兼任したことがある(失敗したけど)。

☆攻守両面
有名どころだと、本職のCBだけだと勿体無いのでWRとPRを兼任したCBディオン・サンダース。
現役なら、同じくCBからKR/PRで有名になってWRでも起用されるCHIのWRデヴィン・ヘスターとか。
あと、FBとLBの兼任なら、CLEのFBオーウェン・マリーシックとか(大学時代だけど)。
オーウェン・マリーシックを知りさらせは好きな記事だ
GBに居たTEヘイヴナーは、元々はLBでドラフトされ、後にオフェンスに転向してる。

どのポジションの人数を厚くするかってのは、各チームが重視する要素が顕れるポイント。
まぁ逆に、重視して好選手が集まってるから少ない人数でも対応できたり、ドングリ掻き集めて背比べさせてることもあるので、一概には言えんな。

いずれにせよ、注目して損は無い。

妻・り~さんへの『ロスター』講座。

ポストシーズンでよく聴く用語、『ロスター』について、ごく簡単に説明しときます。

日本語で「ロスター」とか「ロースター」とか言われる「Roster」は、「名簿」とか「登録簿」とかの意味。
要するに、チームの登録メンバーのリストのこと。

ちなみに、このブログで「ロスター」と表記してるのは、「ロースター」だと蒸し焼き器具(Roaster)みたいでお腹が空いちゃうから(ウソ)。

NFLの場合、開幕時点でのロスター枠は53名。
オフシーズンは90名で、規定の日程でどんどん枠が絞られて行く。

つまり、ドラフト指名されて90人枠に入っても、4割強はプロとして開幕を迎えることは出来ない。
新人もベテランも関係無い、実力だけの世界だけに、過酷極まりない。

キャンプやプレシーズンゲームを重ねるに連れ、次々に篩い落とされて行く様は、毎年哀れで胃がキリキリする思いだ。
開幕後でも何とかチャンスを得て這い上がって欲しいと望むのだが、そのチャンスが生まれたってことは、逆に云うと誰かが滑り落ちたってことだもんな。

あ、「ごく簡単に説明」するに留めたのは、ロスター定数はシーズンに依ってたまに変わることがあるし、あまり人数に拘って見てても幸せにはなれないから。
ザックリと、「だんだん減って最後は53人」だけ押さえてれば充分。

妻・り~さんへのQBサンチェス情報。

ジェッツOTA、注目のサンチェス& ティーボウともに好プレイ

QBサンチェスのファンである妻の為に、この記事に触れておかねばなるまい。
紹介がちょっと遅くなってしまって申し訳無い。

記事の写真がQBサンチェスでなくQBティーボウなのは、注目度とかミーハー度とかの問題かな。
現在の実力とかチーム内での位置付けを反映させたものでは無い。

ちなみに云うと、Jets狂さんによると、プレイ内容的にはQBサンチェスがQBティーボウを上回ってるみたい。
OTA開始:サンチェス vs ティーボウ

先発とWildCat要員、という評価通りで、開幕もこの使い分けで迎えることになると思う。
QBサンチェスとQBティーボウを並べるドラゴンフライってのも、本気でやってみても面白いかも。

スラッシュに終止符。

スティーラーズ、万能QB“スラッ シュ”が7年越しの引退

んー、今更感はありありだが、感慨深いなぁ。
彼の全盛期のプレイは、観ていて本当に愉しかった。

リンク先の記事にもあるが、一応解説。

QBスチュワートは、小柄ながら運動能力とセンスに長け、色んなポジションを兼任する器用なプレイヤーとして名を馳せた。
ポジションを表記するとき、複数ポジションを列記する必要があるため、「QB/RB/WR/KR」といった具合に「/(スラッシュ)」を多用したのが、愛称「スラッシュ」の由来。

1997年にQBマイク・トムザックから先発の座を奪い、また奪われたりしつつも、期待以上の働きを見せてチームを牽引した。
ただ、活躍の時期とチームの低迷期が重なってしまうのが、心苦しいところだ。
最終的には2002年に遅咲きのQBトミー・マドックスに先発の座を奪われ、以後はCHI~BALと渡り歩くも、ほとんど活躍を見せることは出来なかった。

出場:キャリア8年、126試合(87先発)。
パス:2,358回-1,316回成功(55.8%)、14,746yds、77TD、84INT、QBrate70.7
ラン:560回、2,874yds、Av.5.1yds、38TD
レシーヴ:41回、658yds、Av.16.0yds、5TD
パント:6回、212yds、Av.35.3yds
※リターン成績はうまく拾えなかった

個人的には、QBに求められるのは正確なパスで安定した攻撃を構築することだと考えているので、ラン能力やライフルアームなんかにはそれほど魅力を感じない。
その点で云うと、TD数をINT数が上回っていて、プレイがチームの勝ち星に繋がらなかったQBスチュワートへの評価は、どうしても辛くなってしまう。

だが、そんなことは抜きにして、彼のプレイは面白かった。
次に何をしてくれるのかと期待させ、観客の視線を試合に釘付けにさせる魅力があった。
素直に好感が持てるプレイヤーだった。

別の観点から嬉しく思ったのは、もうNFLを離れて6年、退団からは9年も経つ彼を、ちゃんとチームの一員として引退させるPITの対応。
彼自身もそう願っていたことだろうし、ファンもチームと彼を誇りに思える。

こんな愛されるプレイヤーが、この先も末永く輩出されんことを。

今日の弁当120531。

御飯にふりかけ。
(熊本が産んだ最強のふりかけ「御飯の友」)
ニラ入りの卵焼き。
豚肉のキャベツの即席炒め。
残り物の筍と鶏肉の炒め煮は、あまり残ってなかったので妻に。
また通勤中に片側に寄ってんだろうなぁ。

【追記】
見事に寄り弁。
写真ぢゃ判り辛いか。


2012年5月30日水曜日

或る彗星の迸る煌き。

NFL JAPAN.COMの記事で、ニュースランキング上位に踊ってるのが↓コレ。


Sポラマル、引退は「いつでも起こりうる」

言ってることは極自然で当たり前のことだと思うのだが、予想以上にファンの反響が大きいなぁ。

リアクションの理由を考えてみた。
・そもそも、Sポラ丸に対するファンの人気、注目度や期待が大きい
・昨年までOTAに参加せず自主トレに励んでいたので、今年のOTA参加に驚きがあった
・既に31歳となり、衰えを意識する年代に差し掛かった
・バカガラスのSリード等のライバルが、いつ引退してもおかしくない状況になった
・怪我を恐れないプレイスタイルがファンの心配を誘う
・Sポラ丸のウィスパーヴォイスに、全NFLファンが耳を傾けた

んー、考えてはみたものの、特に斬新な意見が出るではなかった。

まぁ、Sポラ丸が居るのと居ないのとでは、PITの守備が全く別物になってしまうので、可能な限り永く「守護神」として在り続けて欲しい。
我が「黄色い彗星」は、常にフィールドを縦横無尽に駈け廻り、煌き続けて欲しい。

2012年5月27日日曜日

PIT Roster -ST-

K
Hrapmann,Daniel 6-3 ,252 Age30(8) Southern Mississippi
K 6 Suisham,Shaun 6-0 ,200 Age30(8) Bowling Green State
P 9 Butler,Drew 6-1 ,204 Age23(R) Georgia
P 13 Kapinos,Jeremy 6-1 ,233 Age27(5) Penn State
LS 60 Warren,Greg 6-3 ,252 Age30(8) North Carolina

言うまでもないが、枠は各ポジション1ずつ。

LSに関しては、もうLS/CウォーレンでOKだろう、と思います。
競争どうこうってポジションではないし。

んで、プレースキッカー。
実は、他のライバル各チームから「PIT最大の弱点」と後ろ指を刺され(あえてこの字)続けているのが、Kスィーザムの不安定なFG。
Twitterでも、「スイーザムのキックひどいな」、「さすがのスイーザムさんです。」、「スイーザムやっぱり外した。」と、心温まるTweetが多数並んでいる。

流石に今オフは代役を探して補強に取り組むのかと思ってたら、新人Kラップマンとの競争に留まった。
しかも、「ESPN.comのジェイミソン・ヘンズリーによると、スティーラーズがドラフト外契約したPKダニー・ラップマンは、現在正キッカーを務めるショーン・スウィーザムにとって深刻な脅威になっていないという。」なんていう「すぽーつアメリ缶」さんの記事も目にしてしまったり。

…えと、まだ何処にも所属してない有力なベテランKって、一杯余ってますよね?

一方のPは、おそらくPカピノスで行くんだろうなぁ。
昨年一応は自己ベストと言えるスタッツを残しているし。
こちらも新人Pバトラーとのバトル(全然上手くない)だが、どうなることやら。

あ、JAXがドラフト3巡という高位でPアンガーを指名したことに、「ルーキーFAでもPは採れる」、「もっと他に補強ポイントが沢山あるだろ」 的な批判が多数あるらしいのですが。
彼については、ジャガーズファンの日記に紹介されますが、私は上位指名もアリ派です。
OAKのPレックラーや、SFのPリー、SDのPサイファーズの「1プレイで試合を決定付ける」パントを目にすると、やっぱPって職人だなぁ、重要だなぁ、と思う次第です。

PIT Roster -S-

S 26 Allen,Will 6-1 ,200 Age29(9) Ohio State
FS 25 Clark,Ryan 5-11 ,205 Age32(11) Louisiana State
S 42 Cromartie-Smith,Damon 6-2 ,210 Age25(1) UTEP
S 30 Golden,Robert 5-11 ,202 Age21(R) Arizona
S 29 Mundy,Ryan 6-1 ,209 Age27(4) West Virginia
SS 43 Polamalu,Troy 5-10 ,207 Age31(10) USC
S 47 Rolle,Myron 6-2 ,215 Age25(1) Florida State

枠は4or5で、こっちが4枠でCBが5枠かな。

中心は、言わずと知れた我がPIT守備の守護神、SSトロイ・ポラ丸。
彼については、どっか別枠で触れたいと思う。
※このブログでは、親しみと愛情をと畏敬の念を込めて、「ポラ丸」と表記する

相棒は、FSクラーク。
SSポラ丸が自由自在に縦横無尽に神出鬼没に動き回るもんだから、そのカバーに回るFSクラークは、ロクにスタッツを残せない。
PITに移籍してからの6年、80試合に出場し、460tkls、2scks、 8INT、1FFしか無い。
SSポラ丸が9年間で606tkls、9scks、29INT、8FFだから、結構違う。
守備MVPを獲ったり大活躍のSSポラ丸に対し、FSクラークはDEN戦では欠場を余儀なくされたり(※)、何かと苦労が多い。
だが、彼が居てこそSSポラ丸は獅子奮迅の動きが出来るし、SSポラ丸が活躍してこそPIT守備は鬼神の強さを見せるのだから、FSクラークの価値は非常に高い。
※高地にあるマイル・ハイでは、脾臓に持病を抱えたSSクラークは生命の危険に晒される

さて、彼らのバックアップは。
とりあえずは、TBで先発経験もあるベテランSアレンと、昨年も全試合出場を果たしたSムンディで濃厚。
たぶん、世代交代の意味でも、Sムンディの出場機会はかなり増えるのでは?
あとは、もう枠があるかどうか厳しいが、若手がSアレンを追い越してくれればチーム全体の強化に繋がる。
サイズがあって、何よりその名前が良いSクロマティ=スミス辺りに期待してる。

PIT Roster -CB/NB/DB-

CB 28 Allen,Cortez 6-1 ,196 Age23(2) The Citadel
DB 31 Brown,Curtis 6-0 ,185 Age23(2) Texas
CB 35 Carter,Terry 5-10 ,184 Age24(R) Louisiana Tech
CB 37 Frederick,Terrence 5-10 ,187 Age22(R) Texas A&M
CB
Freeman,Andre 5-11 ,188 Age(0) Slippery Rock
CB 23 Lewis,Keenan 6-0 ,208 Age26(4) Oregon State
DB 39 McFadden,Walter 5-10 ,180 Age25(2) Auburn
CB 24 Taylor,Ike 6-2 ,195 Age32(10) Louisiana-Lafayette

枠は4or5。
Sとの合計で9枠ってところ。

永らく先発を張って来たCBテイラーは、まぁ固いところ。
ただ、長身とフィジカルに長けたエースCBながら、INT奪取能力の低さと、たまにやる大ポカが気に食わない。
年齢的な要素を考えても、そろそろ世代交代を図りたい。

対角は昨季全試合出場を果たした4年目のCBルイス。
こんな記事も載ってたし、今年は周囲も本人も期待大のシーズン。
飛躍期待のスティーラーズCB、プロボウル選出に自信
体格がしっかりしており、タックル力もなかなかにシュアな模様。

ただこの2人、カバー能力はなかなかに安定しているが、ターンオーバーテイク能力やブリッツ能力にはあまり期待できない。
ニッケル・ダイム陣には、そこら辺に強い選手が居ると面白いのだが。
んー、今年のドラフト、もっと上位指名でボールホークを獲るべきだったのでは?

まぁ、そのドラフトで7順指名したCBフレデリックは、順位の割にはなかなかの好選手な感じ。
運動能力は然程高くなく、1対1で強さを見せるような所謂エリートバック的なCBでは無いが、知的でゾーンカバーに長けたソリッドなCBみたい。

あとは、ルーキー達の伸びしろに期待。
…うーむ、来年のドラフト上位指名、CBに行かざるを得ないんではないか?
思えば2007年のドラフト、なんで地元Pittsburgh大のCBダレル・リーヴィスを確保しに行かなかったんなかなぁ。
獲れてたら、守備は安泰だったんだけどなぁ。
あん時に上位で指名したLBティモンズとLBウッドリーが、ちゃんと守備の中核を担ってくれてるのが救いではある。

PIT Roster -LB-



LB 54 Carter,Chris 6-1 ,248 Age23(2) Fresno State
LB 50 Foote,Larry 6-1 ,239 Age31(11) Michigan
OLB 92 Harrison,James 6-0 ,242 Age34(9) Kent State
LB 44 Hicks,Brandon 6-2 ,228 Age23(1) Florida
LB 57 Ivy,Mortty 6-1 ,239 Age26(2) West Virginia
LB 49 Lindsey,Brandon 6-2 ,254 Age23(R) Pittsburgh
LB 40 McFadden,Marshall 6-1 ,233 Age25(1) South Carolina State
LB 46 Robinson,Adrian 6-1 ,250 Age22(R) Temple
LB 51 Spence,Sean 5-11 ,231 Age21(R) Miami (FL)
LB 55 Sylvester,Stevenson 6-2 ,231 Age23(3) Utah
LB 94 Timmons,Lawrence 6-1 ,234 Age26(6) Florida State
OLB 56 Woodley,LaMarr 6-2 ,265 Age27(6) Michigan
OLB 93 Worilds,Jason 6-2 ,262 Age24(3) Virginia Tech


枠はILBとOLB合計で8くらい。
システムが3-4だし、バランスを考えてもILB-4でOLB-4に落ち着くのかな。

PITの代名詞と言えば“スティールカーテン”であり、リーグの並み居る強豪を震え上がらせるのがこのLB陣。
MLBランバート、OLBハム、OLBグリーン、OLBロイド、ILBベル、OLBポーター…。
世代を超え伝統を継承し、鋼の魂は脈々と続いている。

中心は2008年に守備MVPも獲得しているベテランOLBハリソン。
すっかりダーティーなイメージが定着してしまったが、相手OTにとって、QBにとって、災厄そのものと言える恐るべき存在。

対角から襲い掛かるOLBウッドリーは、リーグを代表するパスラッシャーの名声を完全にその掌に掴んだ。
昨シーズンは彼の欠場中にディフェンスのプレッシャーが激減したことで、改めてその存在感が増した。

中央を引き締めるタックラーが中堅ILBティモンズと出戻りのベテランLBフッテ。
ここの安定感こそが、両OLBやSSポラ丸のアグレッシヴのプレイを支える。

…と、先発メンバーはかなり固いところ。
あとは、ローテ要員・バックアップ要員として、若手がどれだけ伸びてくれるか。
最も期待されるのがドラフト3巡新人のLBスペンス。
今年引退したLBファリアーの後継者となってくれると、鋼鉄は再び鍛え直され、強靭さを保てる。

PIT Roster -DT/DE-

DT 66 Blanc,Mike 6-3 ,286 Age25(1) Auburn
DE 91 Bryant,Corbin 6-4 ,297 Age24(1) Northwestern
DE 97 Heyward,Cameron 6-5 ,288 Age23(2) Ohio State
DE 96 Hood,Ziggy 6-3 ,300 Age25(4) Missouri
DE 69 Igbinosun,Ikponmwosa 6-4 ,288 Age21(R) Southern Connecticut State
DE 99 Keisel,Brett 6-5 ,285 Age33(11) Brigham Young
DT 90 McLendon,Steve 6-4 ,280 Age26(3) Troy
DE 68 Stoller,Jake 6-3 ,284 Age22(R) Yale
DT 67 Weston,Kade 6-5 ,315 Age25(2) Georgia
DE 65 Woods,Al 6-4 ,307 Age25(3) Louisiana State

枠はNTと合わせて6前後。
NTで2枠使ったら、残りはたったの4枠しか無い、厳しいロスター争い。

当確は先発のDEフッドとDEキーゼル。
昨年のドラフト1巡のDEヘイワードも間違いなかろう。

となると、あと1枠、多くてせいぜい2枠。
昨年初先発も経験したDEマクレンドンを先頭に、激しい争いになる。

PITのシステム上、あまり目立つスタッツは残し辛い3-4のDEだが、実のところ極めて重要なポジション。
ランストップ能力と、周囲のLBを活かせる力と、いざという時にOLを割って入れる技術があればベスト。
DEアーロン・スミスが故障離脱した瞬間に守備のバランスを崩した悪夢は、もう見たくない。

PIT Roster -NT-

NT 98 Hampton,Casey 6-1 ,325 Age34(12) Texas
NT 95 Ta'amu,Alameda 6-3 ,348 Age21(R) Washington

枠はDL全体で6かな。

今やリーグを代表するNTとなった感のあるNTハンプトン。
NTと言えば、NEのNTウィルフォークか彼か、って感じの位置付けになって、そっからでも既に数年経つ。
とは言え、もう34歳で衰えが気になるところ。
スナップを分け合って負担を減らす意味でも、引退を見据えてスムーズな世代交代を図る意味でも、そろそろ後継者を見付け出したい。

その後継者として今ドラフトで4巡指名したのが、NTアラメダ・タァム。
NTハンプトンをも上回る348ポンド(約157kg)の巨躯を持ち、圧倒的なパワーで敵OLを粉砕する。
順調に育てば、この先のPIT守備陣を背負って立つ存在になれる。
PITの至宝SSポラ丸と同じサモアンであり、南洋の戦士としての魂を受け継ぐことも期待される。

NTハンプトンが故障から回復途上であることだし、NTタァムのロスター入りはかなり有力。
出来れば揃ってDLの要石となって欲しいところ。

PIT Roster -WR-

WR 19 Beiler,Tyler 6-0 ,190 Age23(1) Bridgewater
WR 84 Brown,Antonio 5-10 ,186 Age23(3) Central Michigan
WR 11 Clemons,Toney 6-2 ,210 Age23(R) Colorado
WR 89 Cotchery,Jerricho 6-1 ,200 Age29(9) North Carolina State
WR 5 Dixon,Connor 6-5 ,222 Age24(R) Duquesne
WR 18 Gilreath,David 5-10 ,169 Age23(1) Wisconsin
WR 3 Maze,Marquis 5-8 ,186 Age23(R) Alabama
WR 88 Sanders,Emmanuel 5-11 ,180 Age25(3) SMU
WR 87 Stewart,Juamorris 6-2 ,198 Age25(1) Southern
WR 17 Wallace,Mike 6-0 ,199 Age25(4) Mississippi
WR 15 Williams,Derrick 5-11 ,197 Age25(3) Penn State
WR 14 Young,Jimmy 6-0 ,204 Age25(1) Texas Christian

枠は5or6。
他ポジションとの兼ね合いやエースWRウォレスの動向次第とは思うが、6枠になるのでは?

エースはリーグを代表する長距離砲WRマイク・ウォレス。
快足を活かしたディープスレッドで、キャリア平均でAv.18.7yds/Rの爆発力は、相手DBにとって恐怖の的だ。
ここ2年連続で1,000ydsレシーヴを達成しプロボウルにも選出されている。
ただ、契約問題で拗れていて、OTAにも参加していない。

そんな状況で頼りになるのはベテランだが、永らくチームの大黒柱として君臨してきたWRハインズ・ウォードは昨年いっぱいで解雇・引退となった。
経験豊富なWRコチェリーは居るが、WRウォードの代役って感じではない。

今年は主役となって欲しいのが、3年目のWRブラウン。
昨年は僅か3試合の先発ながら、レシーヴ1,108ydsと堂々の成績を残した。
まぁ、無名の若手ゆえのマークの甘さを衝いた感じが無いこともなかったし、今年は正念場だろうなぁ。

同じく3年目のWRサンダースは、WRブラウンに大きく水を空けられた感が否めない。
リターナーとしての起用も減ってしまったし、生き残りを賭けたシーズンだわな。

今年のドラフト7巡ピックのWRクレモンズは、サイズがあるしレッドゾーンで勝負できる強さを身に付けてくれたら。
あと、WRウォードばりのブロッキングとか。

WRウォレスはちゃんと合流してくれるとして、WRコチェリー、WRブラウン、WRサンダース、WRクレモンズで5人。
あとルーキーから、スペシャルチーム要員も兼ねて。
WRコチェリーとかWRサンダースを押し退けるくらいの活きの良い若手が伸びて来ればベスト。

PIT Roster -TE-

TE 85 Johnson,David 6-2 ,260 Age24(4) Arkansas State
TE 81 Lyons,Wes 6-9 ,233 Age23(1) West Virginia
TE 80 McCoy,Jamie 6-3 ,240 Age24(1) Texas A&M
TE 83 Miller,Heath 6-5 ,256 Age29(8) Virginia
TE 48 Paulson,David 6-4 ,246 Age23(R) Oregon
TE 45 Pope,Leonard 6-8 ,264 Age28(7) Georgia
TE 82 Saunders,Weslye 6-5 ,270 Age23(2) South Carolina

枠は4前後。

極・個人的意見だが、最も面白くて格好良いポジションは、TEだと思う。
OLの一員として敵DFのパスラッシュからQBを護り、レシーバーの一員としてダウンフィールドにリリースし、 ラン攻撃ではブロッカーとして走路を拓き、スペシャルチームでは主役となったり…。
最近はその存在感とプライオリティが高騰していたが、昨年のTEグロンカウスキーとTEグレアムの活躍で一気に超重要ポジションとなった感がある。

そんな中、我がPITが誇る切り札がTEヒース・ミラー。
シーズン平均で50キャッチに届かず、2桁TDを挙げたことも無いため、レシーヴの一点では他チームのTEに見劣りする。
だが、TEとは総合力で勝負するポジション。
フランカーの位置にセットするような他のTEとそんな数字で争ってもしょうがない。

安定感のある高い技術力には定評があるTEミラー。
今秋には30代に差し掛かることだし、もっと燻し銀の活躍でチームを牽引していただきたい。

あとは、ARI他で先発経験のある巨漢TEポウプ、昨年全16試合出場のTEジョンソン辺りが有力。
若手にも大いにチャンスがあるポジションだと思う。

PIT Roster -FB-

FB 46 Johnson,Will 6-2 ,238 Age22(1) West Virginia

枠は0or1。
FBを置かないシステムのチームも多いが、出来たらPITには専任のFBをセットして欲しい。

嘗ては、名だたる名FBが力強いブロッキングでRBの走路を拓き、得意の地上戦の碵となってたもんだ。
FBダン・クライダーとか、FBフランコ・ハリスとか。
(ハリスはRBと言った方が良いかな?)
最近はなまじっかQBロスリスバーガーのパスが良過ぎるもんだから、色気出して空中戦偏重になる嫌いがあるが。
ゴリ押しのラン攻撃と堅固な守備こそが、我がPITの本分ナリ。

んで、現在唯一ロスターに登録されてるのが、RBジョンソン。
正直云うと、あまり知らない。
元々あまり目立つポジションじゃないし、まだまだ若いし。
今年のルーキーFAのようだが、ホントにFBなのか?
あんまりちゃんと調べてない…。

出来たら、ブロッキングの名手の系譜に名を連ねるような選手が出て来てもらいたい。

PIT Roster -RB-

RB 20 Batch,Baron 5-10 ,210 Age24(2) Texas Tech
RB 38 Clay,John 6-1 ,248 Age24(1) Wisconsin
RB 27 Dwyer,Jonathan 5-11 ,229 Age22(3) Georgia Tech
RB 34 Mendenhall,Rashard 5-10 ,225 Age24(5) Illinois
RB 22 Rainey,Chris 5-9 ,180 Age24(R) Florida
RB 33 Redman,Isaac 6-0 ,230 Age27(3) Bowie State

この3年間先発を張って来たRBメンデンホールだったが、昨年末ヒザ前十字靭帯損傷の大怪我を負った。
結果、プレイオフはエースRBを欠いて臨むことになり、Denverに苦杯を舐めることに。
思い出したくもない悪夢の試合だな。

その試合、代役を張ったのがRBレッドマン。
ラン17回で121ydsを走り、エース不在を感じさせない展開に持ち込んだ。
シーズントータルでもラン110回で479yds(Av.4.4yds)、3TDと控えRBとして十分な働きを見せた。

これらが重なって、このニュースに至る。
スティーラーズ、新先発RBにレッドマン起用へ

思うに、PITとしては、2008年のドラフトで1巡指名し大きな期待を寄せながら、ビッグプレイが少なく距離が伸びないRBメンデンホールに、幾ばくかの不満を持っていたのだろう。
加えて、昨年にはビン・ラディン絡みの発言騒動などもあったし、新しい風を欲しがっている一面があったのでは。
伝統的に重厚なラン攻撃を武器とするPITでは、エースRBの重みが他チームの比ではない。

いずれにせよ、今年は(少なくとも序盤は)RBレッドマンに賭けるしかない。
個人的には、昨年のweek5のTEN戦で、最長76yds含む107ydsラッシュを見せたRBドワイヤーにも期待。
あとは、ドラフト5順新人のRBレイニー辺りが有力かな。
RBレイニーは元エースRBウィリー・パーカー的に、スピードを武器とする点でタイプの違いを活かしたい。

枠は3or4。
上記3名と、RBメンデンホールの回復具合でロスターが埋まりそう。

PIT Roster -QB-

QB 16 Batch,Charlie 6-2 ,216 Age37(15) Eastern Michigan
QB 8 Johnson,Jerrod 6-5 ,251 Age23(1) Texas A&M
QB 4 Leftwich,Byron 6-5 ,250 Age32(10) Marshall
QB 7 Roethlisberger,Ben 6-5 ,241 Age30(9) Miami (Ohio)
QB 10 Smith,Troy 6-0 ,217 Age27(5) Ohio State

こんなロスター候補となっているとは、改めてリストアップするまで全く知らんかった。
極個人的には、好きな選手が集まっていて嬉しい、いや、集まり過ぎてて絞り込めないと言うか。

枠は2or3。
先発QBロスリスバーガーは確定。

通常、3QB体制であれば、先発、バックアップのベテラン、将来に期待する若手の組合せが一般的。
ただ、現ロスターは中堅・ベテランに偏りまくってる。
誰も元ハイズマンQBスミスを若手のホープとは言わないだろう。

大ベテランQBバッチは、QBロスリスバーガーに何かあった有事の際のバックアップとしては、この上無い存在。
ただ、例えばQBロスリスバーガーが倒れて終盤をQBバッチに任せるシーズンになったとしたら、そそくさと新年度のドラフトを漁りに行くくらいに希望を喪ってしまう。
正直なところ、もうそろそろ、老兵は静かに去っていただきたいところ。

QBレフトウィッチは、彼が居たからJAXを応援してたくらいに好きなQB。
 アスリートQBの多い黒人らしかぬモッサリとした動き、持ち過ぎに持ち過ぎを重ねて強烈なヒットを浴びてもポケットに留まる勇気、それでもチームを勝利へと導くタフネス、うん、カッコいい。
まだQBとしては充分やれる年齢なのだが、経験を重ね過ぎてるのが逆に災いしそう。

と、色々と書いて来たが、全ては前座。
先発QBロスリスバーガーは、既にリーグでもトップレベルの地位を確立した存在。
一旦崩れた状況から粘り強く踏ん張って決定的な仕事を果たすビッグプレイ能力と、試合終盤に1プレイで展開を決定付けるクラッチ能力は、最早リーグ史上にその名を残す伝説的レベル。
齢30歳にして、既にスーパーボウルリングを2つ所持する勝負強さも、彼の最大の魅力と言える。

希望としては、QBロスリスバーガー、QBレフトウィッチ、QBスミスの体制が面白いと思うのだが、難しいだろうなぁ。

PIT Roster -OT-

OT 76 Adams,Mike 6-7 ,323 Age22(R) Ohio State
OT 77 Gilbert,Marcus 6-6 ,330 Age24(2) Florida
OT 67 Jolly,Kyle 6-6 ,300 Age24(2) North Carolina
OT 71 Scott,Chris 6-4 ,319 Age24(2) Tennessee
OT 72 Scott,Jonathan 6-6 ,318 Age29(6) Texas


枠は3or4。
ルーキーながら先発LTが期待されるOTアダムズと、右に入る2年目OTギルバートは確定的か。
昨年5試合先発のJ・スコットも有望。

例年のように多数のサック(昨年40sack)を浴びるQBロスリスバーガーを守るため、OTの責任は重大。
QBの持ち過ぎは否定できないが、そもそもパスプロが安定していれば、QBがあんなに無理するシーンが増えるはずも無い。
今季FAとなったBUFのプロボウルOTベル獲得にPITが動いたのも、現状のメンツに対する不安の顕れと言わざるを得ないんだろうなぁ。

鍵となるのが、今ドラフトでは大きな賭けに出たとも言われる2巡指名のOTアダムズ。
万人が納得した1巡OGデカストロとは正に対極。
とは言え、その圧倒的サイズと身体能力は、うまく嵌ればリーグを席捲できる脅威的な才能だ。
懸念される精神的な脆さは、プロの荒波に揉まれる過程でいや応なしに払拭されると期待したい。

PIT Roster -OG-

OG 68 Beachum,Kelvin 6-3 ,303 Age22(R) SMU
OG 74 Colon,Willie 6-3 ,315 Age29(7) Hofstra
OG 66 DeCastro,David 6-5 ,316 Age22(R) Stanford
OG 79 Essex,Trai 6-5 ,324 Age29(8) Northwestern
OG 73 Foster,Ramon 6-6 ,325 Age26(4) Tennessee
OG 69 Lee,Ryan 6-3 ,308 Age23(R) Furman
OG 62 Malecki,John 6-2 ,298 Age24(1) Pittsburgh

伝統的に強力な地上戦をオフェンスの主軸に据えて来たのがPIT。
この数年でパスオフェンス偏重となりアイデンティティを喪っていた感があるが、やはりハードノーズなラッシングこそがPIT元来のスタイル。
その要となるのがOL、特にランオフェンスの屋台骨の両OGだ。

個人的には今年最も大きな動きがあったポジションと思っている。
昨年までの状況からは、かなりの上積みを期待してるユニットでもある。

元・先発OGキモイアトゥの解雇
10年に一度の逸材OGデカストロのドラフト一巡指名
元・先発OTコロンのOG転向

結果的に、先発はLGデカストロで確定的。
RGにはコロン、控えには先発経験のあるOGエセックスとOGフォスターの争い。
枠が3or4だとして、これで十分に埋まってしまうので、他の若手は順番待ちで止むを得ない形かな。
ん、Cの控えも兼ねるOGルガースキーも居るし、ロスター争いはかなり厳しいな。


願わくば、ハイレベルな争いを経て、リーグ最強ユニットとして鉄騎兵団の礎とならんことを。

PIT Roster -C-


C 53 Pouncey,Maurkice 6-4,304 Age22(3) Florida
C/G 64 Legursky,Doug 6-1 ,315 Age25(4) Marshall


先発Cパウンシーと、バックアップのC/Gルガースキーでほぼ確定。
と言うか、ここが安定していないと話にならない。

プロボウラーCパウンシーが健在ならば安心。
3年目とは思えぬ冷静なライン統率力と安定したブロッキングは、リーグ若手No.1と言っても過言ではない。
逆に言うと、昨プレイオフは、Cパウンシーの故障離脱が大きく響き、オフェンス全体のリズムを狂わせてしまった。
ルーキー2人が先発に入り大きく若返る今年のOL陣を纏めるためにも、Cパウンシーが全スナップに出場できることが肝要。

2012年5月23日水曜日

NFL32チーム現況分析(5月時点)。

昨夜の連続8件の投稿について。

これは、妻にメールで送ってあげた表をテキストにバラしたもの。

順に、
◆チーム名
◆昨シーズンの勝敗(プレイオフ結果)
◆得点&失点(得失点差)
◆TD数
◆エースQB-RB-Receiver
◆その他の注目選手
◆2012ドラフトでの1stピック
◆一言解説
となってる。

客観的な数値の部分は良しとして、あとはかなり主観的。

まず、「エースQB-RB-Receiver」は、そのまんまだが、エースQBとエースランナーとエースレシーバーを並べたもの。
未確定のチームも多いし、 RBが並用制だったり優劣付け難いレシーバー複数抱えてたりする場合もあるんで、あくまでも現時点での、私感でのエースを。

あと、「その他の注目選手」は、上記3名を除いた上での、チームの顔と言うか、主軸となるプレイヤー。
守備選手だったり2番手レシーバーだったりスペシャルチームだったり。

んで、「2012ドラフトでの1stピック」は、今年のドラフトでのチームの最初のピックの選手。
チームによっては1巡で2人指名してたり、Raidersなんかは3巡目が最初の指名だったりするんで、そんなん関係無しに、チームとして最高順位の選手を並べた。

最後に「解説」は、ドラフトとその後のトレード等を踏まえた現時点における個人的な評価。
思い入れとか好き嫌いが多分に含まれているのは言うまでもない。

2012年5月22日火曜日

NFC-West

【San Francisco 49ers】

13勝-3敗(Championship敗退)

380得点-229失点(+151)
35TD

A・スミス-F・ゴア-M・クラブトゥリー
注目選手=V・デーヴィス
ドラフト1stピック=A・J・ジェンキンズ(WR)

昨年の大躍進を支えた鉄壁の守備陣は健在。FA戦線もドラフトも、WRモス、WRマニンガム、RBジェイコブズ、WRジェンキンズ等攻撃陣のテコ入れに尽力。

【Arizona Cardinals】

8勝-8敗

312得点-348失点(-36)
37TD

K・コッブ-B・ウェルズ-L・フィッツジェラルド
注目選手=D・ドケット
ドラフト1stピック=M・フロイド(WR)

至宝WRフィッツジェラルドにドラ1WRフロイドが加わりレシーバー陣は強化。パス攻撃の浮揚のためには、ここ数年迷走を続ける先発QB争いの早期解決が命題。

【Seattle Seahawks】

7勝-9敗   

321得点-315失点(+6)
35TD

M・フリン-M・リンチ-M・ウィリアムズ
注目選手=B・ルード
ドラフト1stピック=B・アーヴィン(DE)

史上初の負け越しプレイオフ進出から、同じ勝ち星で地区3位。チーム浮沈の鍵はQBフリンとQBジャクソンの先発争い。ベテランは大量に解雇し若返りを図る。

【St. Louis Rams】

2勝-14敗

193得点-407失点(-214)
18TD

S・ブラッドフォード-S・ジャクソン-D・アメンドラ
注目選手=J・ローリナイティス
ドラフト1stピック=M・ブロッカーズ(DT)

プレイオフが期待された昨シーズンは、故障者続出で僅か2勝。若手QBブラッドフォードのターゲット不足は深刻で、大黒柱RBジャクソンも信頼できる控えが必要。

NFC-South

【New Orleans Saints】

13勝-3敗(DivPO敗退)

547得点-339失点(+208)
66TD

D・ブリーズ-P・トーマス-M・コルストン
注目選手=J・グラハム
ドラフト1stピック=A・ヒックス(DE)

一昨年のスーパーボウル制覇から「ギャランティゲート事件」で地に堕ちた「聖者」。HCペイトンがシーズン出場停止で、チームを一心に背負うQBブリーズは負担過大に。

【Atlanta Falcons】

10勝-6敗(WCPO敗退)

402得点-350失点(+52)
46TD

M・ライアン-M・ターナー-R・ホワイト
注目選手=T・ゴンザレス
ドラフト1stピック=P・コンズ(C)

安定感はリーグ随一ながらビッグプレイ能力が不足していたが、昨年のスーパールーキーWRジョーンズが順調に成長中。LBロフトン喪失とCBサミュエル獲得の成果如何。

【Carolina Panthers】

6勝-10敗

406得点-429失点(-23)
48TD

C・ニュートン-D・ウィリアムズ-S・スミス
注目選手=J・ショッキー
ドラフト1stピック=L・キークリー(LB)

鮮烈なインパクトを残したQBニュートン、強力ラン攻撃タンデムRBウィリアムズ&スチュワートのコンビは健在。守備陣が安定すればプレイオフは夢ではない。

【Tampa Bay Buccaneers】

4勝-12敗

287得点-494失点(-207)
30TD

J・フリーマン-L・ブロウント-V・ジャクソン
注目選手=R・バーバー
ドラフト1stピック=M・バロン(S)

WRジャクソン、OGニックス等プロボウラーを補強し、伸び悩む若手QBフリーマンの成長を促す。大きく入れ替わる守備陣が機能するか、新首脳陣の腕の見せ所。

NFC-North

【Green Bay Packers】

15勝-1敗(DivPO敗退)

560得点-359失点(+201)
70TD

A・ロジャーズ-J・スタークス-G・ジェニングス
注目選手=C・マシューズ
ドラフト1stピック=N・ペリー(DE)

一昨年のスーパーボウルチャンプで昨シーズンのリーグ最高勝率チーム。昨年MVPのQBロジャーズが率いるパスオフェンスの破壊力はリーグ随一。課題の守備は再建中。

【Detroit Lions】

10勝-6敗(WCPO敗退)

474得点-387失点(+87)
57TD

M・スタッフォード-K・スミス-C・ジョンソン
注目選手=N・スー
ドラフト1stピック=R・リーフ(OT)

現最強レシーバーWRジョンソンと5,000ydsパッサーとなった若手最強QBスタッフォードのホットラインが生命線。脆弱過ぎるラン攻撃は今年も大きな不安材料。

【Chicago Bears】

8勝-8敗

353得点-341失点(+12)
38TD

J・カトラー-M・フォルテ-B・マーシャル
注目選手=D・ヘスター
ドラフト1stピック=S・マクレリン(DE)

ターゲット不在に苦しんで来たQBカトラーだが、嘗ての相棒WRマーシャルとのコンビが復活。スーパーボウル'05進出を支えた守備陣は今年がラストチャンス。

【Minnesota Vikings】

3勝-13敗

340得点-449失点(-109)
39TD

C・ポンダー-A・ピーターソン-P・ハーヴィン
注目選手=J・アレン
ドラフト1stピック=M・カリル(OT)

若返りを図る再生期のチーム。アキレス腱断裂から復帰を目指すエースRBピーターソンのためにも、若手QBポンダーの成長のためにも、OLの整備が肝要。

NFC-East

【New York Giants】

9勝-7敗(SuperBowl制覇)

394得点-400失点(-6)
47TD

E・マニング-A・ブラッドショー-H・ニックス
注目選手=J・ピエール=ポール
ドラフト1stピック=D・ウィルソン(RB)

昨季のスーパーボウル覇者。サックを連発する自慢の守備ラインは健在。RBジェイコブズは抜けたが、ドラフトで効果的に穴埋めした。WR陣の流出が痛手。

【Philadelphia Eagles】

8勝-8敗

396得点-328失点(+68)
46TD

M・ヴィック-R・マッコイ-D・ジャクソン
注目選手=N・アソムア
ドラフト1stピック=F・コックス(DT)

昨年は「ドリームチーム」と呼ばれながら、プレイオフにすら進めず。それでも攻守ともタレントが揃い、実力を発揮できれば有力チームであることに疑問の余地無し。

【Dallas Cowboys】

8勝-8敗

369得点-347失点(+22)
39TD

T・ロモ-F・ジョーンズ-M・オースティン
注目選手=D・ウェア
ドラフト1stピック=M・クレイボーン(CB)

全米の人気を集める「アメリカズ・チーム」も、スーパーボウルから離れて久しい。不遇のエースQBロモやサックアーティストLBウェアも円熟期を迎えた。

【Washington Redskins】

5勝-11敗

288得点-367失点(-79)
28TD

R・G・Ⅲ-R・ヘルー-S・モス
注目選手=L・フレッチャー
ドラフト1stピック=R・G・Ⅲ(QB)

3年分のドラフト1巡指名権を差し出して獲得したQBロバート・グリフィンⅢ世が鍵。WRガーソン等のサポート勢にも注力したが、ラン攻撃の再構築は遅れている。

AFC-West

【Denver Broncos】

8勝-8敗(DivPO敗退)

309得点-390失点(-81)
36TD

P・マニング-W・マゲイヒー-E・デッカー
注目選手=V・ミラー
ドラフト1stピック=D・ウォルフ(DT)

コルツから活ける伝説のQBマニングを獲得、QBティーボウは放出した。伝統的に強力なラン攻撃を自慢としており、今年はバランスアタックに期待。

【San Diego Chargers】

8勝-8敗

406得点-377失点(+29)
46TD

P・リヴァーズ-R・マシューズ-M・フロイド
注目選手=A・ゲイツ
ドラフト1stピック=M・イングラム(DE)

リーグ最強クラスの攻撃力を誇るが、勝負弱さが響きプレイオフを逸した。今オフはエースWRジャクソン、FBトルバート等を喪失。穴埋めに中堅選手を大量獲得。

【Oakland Raiders】

8勝-8敗

359得点-433失点(-74)
38TD

C・パーマー-D・マクファッデン-D・ヘイワード=ベイ
注目選手=S・ジャニカウスキー
ドラフト1stピック=T・バーグストローム(OT)

久々のプレイオフを僅差で逃したが、覚醒したエースRBマクファッデンを中心に再挑戦。スペシャルチームはKジャニカウスキー・Pレックラー共にリーグ最高レベル。

【Kansas City Chiefs】

7勝-9敗

212得点-338失点(-126)
20TD

M・キャッセル-J・チャールズ-D・ボウ
注目選手=D・ジョンソン
ドラフト1stピック=D・ポー(DT)

一昨年の地区優勝から、昨年は主力が相次いで故障離脱し失速。それでもパッカーズに唯一の黒星を付けた。負傷者の復帰とバックアップを補強で万全の体勢。

AFC-South

【Houston Texans】

10勝-6敗(DivPO敗退)

381得点-278失点(+103)
41TD

M・ショーブ-A・フォスター-A・ジョンソン
注目選手=B・クッシング
ドラフト1stピック=W・マーシラス(DE)

リーグ屈指の破壊力を持つトリプレッツ(QB・RB・WRトリオ)を中心とした攻撃陣に加え、名伯楽DCフィリップスが構築したリーグ最小喪失距離の守備陣を誇る。

【Tennessee Titans】

9勝-7敗   

325得点-317失点(+8)
34TD

M・ハッセルベック-C・ジョンソン-K・ブリット
注目選手=R・ビロナス
ドラフト1stピック=K・ライト(WR)

昨シーズンは僅差でプレイオフ進出ならず。2,000ydsラッシャーRBジョンソンの復活に期待しつつ、先発QBを期待の2年目J・ロッカーに移譲するタイミングを探る。

【Jacksonville Jaguars】

5勝-11敗

243得点-329失点(-86)
25TD

B・ギャバート-M・ジョーンズ=ドリュー-J・ブラックモン
注目選手=J・スコビー
ドラフト1stピック=J・ブラックモン(WR)

昨年はRBジョーンズ=ドリューがリーディングラッシャーを獲得する一方、ルーキーQBギャバートはリーグ最低レイティング。新人WRブラックモンが期待を集める。

【Indianapolis Colts】

2勝-14敗

243得点-430失点(-187)
25TD

A・ラック-D・ブラウン-R・ホワイト
注目選手=D・フリーニー
ドラフト1stピック=A・ラック(QB)

14年に渡りチームを支えたQBマニングを放出、既に完成された即戦力と評価されるドラフト全体1位新人QBラックに賭ける。他の全ポジションも再建中と苦難の年。

AFC-North

【Baltimore Ravens】

12勝-4敗(Championship敗退)

378得点-266失点(+112)
41TD

J・フラッコ-R・ライス-A・ボールディン
注目選手=T・サッグズ
ドラフト1stピック=C・アップショー(LB)

伝統の強力守備は健在だが、昨年の守備MVP獲得のLBサッグズがシーズン全休の可能性大のうえ、LBルイスやSSリード等の中心選手が高齢化し、不安が顕在化。

【Pittsburgh Steelers】

12勝-4敗(WCPO敗退)

325得点-227失点(+98)
36TD

B・ロスリスバーガー-R・メンデンホール-M・ウォレス
注目選手=T・ポラマル
ドラフト1stピック=D・デカストロ(OG)

伝統の「スティールカーテン」は、昨季もリーグ最小失点と鉄壁を誇ったが、主力の高齢化が不安。ここ数年に渡り懸案だったOL陣は、ドラフトで効果的に補強した。

【Cincinnati Bengals】

9勝-7敗(WCPO敗退)

344得点-323失点(+21)
35TD

A・ドルトン-C・ベンソン-A・J・グリーン
注目選手=J・シンプソン
ドラフト1stピック=D・カークパトリック(CB)

ルーキーQB&WRコンビを擁しプレイオフ進出した実績に加え、今年オフは更に戦力を強化。守備陣に実績のあるベテランを掻き集め、激戦地区突破に賭ける。

【Cleveland Browns】

4勝-12敗

218得点-307失点(-89)
21TD

C・マッコイ-T・リチャードソン-G・リトル
注目選手=J・クリッブス
ドラフト1stピック=T・リチャードソン(RB)

戦力的に他3チームと開きがある。先発QBはルーキーのB・ウィーデンにも可能性あり。レシーバー陣も脆弱で、ラン攻撃は新人頼みと、課題のオフェンスは期待薄。

AFC-East

【New England Patriots】

13勝-3敗(SuperBowl敗退)

513得点-342失点(+171)
61TD

T・ブレイディ-D・ウッドヘッド-W・ウェルカー
注目選手=R・グロンコウスキー
ドラフト1stピック=D・ハイタワー(LB)

常に最新の戦術で時代をリードする21世紀の雄。効率的な攻撃を繰り出す冷静な司令塔QBブレイディがチームの大黒柱。常に2桁勝利が命題となる常勝軍団。

【New York Jets】

8勝-8敗

377得点-363失点(+14)
45TD

M・サンチェス-S・グリーン-S・ホームズ
注目選手=D・リーヴィス
ドラフト1stピック=Q・コプルス(DE)

2年連続カンファレンス決勝進出から期待されたが、昨年はプレイオフにも進めず。QBティーボウが加入し、プレッシャーを受けるQBサンチェスは真価を問われるシーズンに。

【Miami Dolphins】

6勝-10敗

329得点-313失点(+16)
33TD

M・ムーア-R・ブッシュ-D・ベス
注目選手=J・ロング
ドラフト1stピック=R・タネヒル(QB)

永らく続くエースQB不在が響き低空飛行を続ける、元・史上唯一の「パーフェクトシーズン」達成チーム。シーズン中の先発QB交替も可能性大。

【Buffalo Bills】

6勝-10敗

372得点-434失点(-62)
43TD

R・フィッツパトリック-F・ジャクソン-S・ジョンソン
注目選手=M・ウィリアムズ
ドラフト1stピック=S・ギルモア(CB)

昨シーズン序盤を席巻したが、中盤以降失速。守備再建に元ドラフト全体1位の「スーパーマリオ」を獲得し、昨年のドラフト1巡DTダリウスと強力ラインを組んだ。

今日の弁当。

高菜&豚肉の焼き飯。
青梗菜&豚肉のピリ辛炒め。
里芋の鶏挽き肉和え。
卵焼き。

残り物多し。

2012年5月21日月曜日

我がPittsburgh Steelersで色々とテスト。

画像貼れる?

リンク貼れる?
http://www.nfljapan.com/team/profile/pit.html

リンクは文字列だけ貼ってもダメみたいだね。
ピッツバーグ・スティーラーズ 
おぉ、イケた。

動画も貼れるんかな?

スマートフォンからの投稿テスト。

あああ。
あああああ。
あああめあああ。

開設に当たって。

開設の意図は…?

このサイトへ迂闊にも迷い込んでしまわれた憐れな閲覧者の御方へ。
本サイトは、NFL観戦歴20年余のオッサンが、観戦歴3年の妻に、NFLの愉しさを解説するための、極個人的駄文集です。妻以外の方に見ていただくことは想定せず、タラタラとダラダラと書き連ねて参ります。 NFLのチーム、選手、コーチ、歴史、ルール、戦術&戦略、テクニック、観戦方法、色んな角度から触れていければ、と考えています。
不定期更新であり、突如として消えてしまう可能性も大いにありますが、それはそれとして。

何故シーズンオフのこの時期に開設…?

それは、ドラフトを終え、2012年シーズンの開幕まで3ヶ月余となり、ツラツラと書き連ねて行くのに適度な情報量と時間的余裕があるからです。また、面倒臭くなってそそくさと消えるにしても、目立たない時期に地味にコッソリ行えるのではないかと期待できるためです。

御贔屓のチームは…?

当方はPittsburgh Steelersのファンであり、妻はNew York Jets…というより、QBマーク・サンチェスのファンです。
夫婦ゲンカが勃発する虞もありますが、そこはまぁ何となく、容赦なく、なるようになるべくやって行きます。

今年のプッシュは…?

AFCは言うまでもなくPittsburgh Steelers。NFCはDallas Cowboysか、San Francisco 49ers辺りに期待してます。

今年の糞喰らえは…?
言うまでもなくバカガラス。

とりあえず、淡々と、あんまり深いことは気にせず行こうと思います。
うげぇ、長くなった、あばばば。


妻へ。

これまでにも既にかなりの知識と情報は叩き込んだつもりなので、復習と補足も交えつつ、改めて解説して行きます。
と言いつつ、私自身の理解の確認の意味も かなり包含していたりします。 あわよくば、私を差し置いて先に行き、逆に私の教師となってくれることを願いつつ。