先週、NFL2012プレシーズンゲームが開幕した。
いよいよ、今季のNFLが本格的に始動。
熱い戦いの日々が、始まる。
さて、気になるのは、妻・り~さんご贔屓のNYJと、我がPITの出足。
結果や如何に―。
NYJ 6 - 17 CIN
PIT 23 - 24 PHI
んー、勝敗は完全にどうでも良いと言い切れるプレシーズンゲームだが、何か不完全燃焼。
JetsはFG2本のみでTDを獲れてないし、Steelersも後半24点獲られて逆転負け。
しかも、期待してたFBデイヴィッド・ジョンソンが、膝靭帯断裂で今季絶望に。
若手の成長は大事だが、何よりも怪我しないことが重要なプレシーズンで、これは痛い。
相手のQBヴィックも怪我したみたいだけど、味方でも相手でも本当に怪我は嫌なもので、幸いにも軽傷のようで良かった。
要チェックの、QBサンチェスの様子は―?
QBサンチェス
パス:4/6、21yds、0TD/0INT、Rate72.2、QBサック2
ラン:1回、4yds、最長4yds、0TD
QBティーボウ
パス:4/8、27yds、0TD/1INT、Rate18.2、QBサック0
ラン:4回、34yds、最長14yds、0TD
先発はQBサンチェスで、2回の攻撃シリーズだけで引っ込んだ。
続いてQBティーボウが4シリーズ、更に3番手QBマッケロイが登板して〆た。
3人ともパス成功は仲良く3回ずつで、距離を稼いだのはQBマッケロイの49yds。
誰もTDパスは決められないのは、WR陣が若手中心なのと、OLのプロテクションがまだ今ひとつだから?
気になるQBサンチェスとQBティーボウの争いは、パッサーとしてはどっこいどっこい。
QBティーボウは、Bengalsのドラフト外新人LBバーフィクトにINTを許すなど、QBレーティングたった18.2の惨状。
あ、LBバーフィクトっって、ドラフト1巡相当の評価受けときながら、おクスリで指名回避されたおサルさんだったなぁ、そう言えば。
一方のQBサンチェスも、WRターナーに3本とFBコナーに1本短いパスを通しただけで、オフェンスを牽引するには至らず、無得点に終わった。
まぁやっぱり全米の注目を集めるQBティーボウは、登場しただけで観客も湧いたみたい。
それに応えたのか、自慢のランで34yds獲得し、この試合のリーディングラッシャーに(つかRB陣は何やってんだ?)。
パスプロが崩れた時に自力で切り崩せるのは、大きな強みなんだろなぁ。
基本的な方針である、先発QBサンチェス、アクセント的な使い方でQBティーボウってのは、まぁ変わることはないと思う。
ただ、相手守備システムとか、点差・試合展開とか、プレイオフを視野に入れた時期とか、そんな状況によっては、相互の出番の比率はだいぶ変わって来そうな印象。
両者を巧く使いこなすことが重要だと思う。
17 時間前
なんともサンチェスらしいサック2とティーボウらしいインターセプト1ですな・・・。
返信削除それにしても、PITの後半24点って、前半は完封なわけでしょ!?どゆことな?
QBサンチェスとQBティーボウのスタッツは、考えようによっては奥が深いよね。
返信削除同じプレイで2人の状況を置き換えれば、それぞれの長所短所が見えるかも。
サックを受けそうな状況でもQBティーボウなら脚力で切り拓けそうだし、INTはQBサンチェスなら…やっぱINT?
もとい。
もっと別のプレイ選択でオフェンスを作るわな。
前半と後半の違いってもの、また奥が深くてですな。
プレシーズンゲームってのは、先発を確保できてる選手にとっては調整だけど、多くの選手にしてみればロスター争いのサバイバルゲーム。
多くの選手を起用し、その状況を見なければならないし、主力が怪我したら元も子もないので、そうなる前に適度なところで引っ込める。
だから、最初の数シリーズだけ先発メンバーで、続いて2ndチーム、最後は3rdチームが登場することになる。
要は、試合開始時点では、両軍とも現時点での一軍に近いメンツで、そこではリードしてた。
それが、選手を入れ替えて行くに連れダメダメになったってワケで。
良い方向に捉えると、先発陣なら相手を凌駕できてたワケだし、今試合があったら勝てる。
悪く考えると、選手層が薄いんで、実戦になると疲労や怪我の場合の代えが利かなくなる。
理想としては、プレシーズンで若手の原石が輝き出すことなんだが…なかなか難しいよね。